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製造業の生産・部品計画を自動生成するAIシステム、MarkDoorが発売

DIGITAL X 編集部
2026年3月26日

製造業における生産・部品計画の立案を自動化するAI(人工知能)システムを、AI/数理最適化技術を手掛けるMarkDoorが発売した。複雑な制約条件下での計画立案を自動化し、属人化を解消する。同社の実証実験では、計画立案や再計算時間を70~80%削減できたという。2026年3月19日に発表した。

 MarkDoorの「生産計画最適化ソリューション」は、複雑な制約条件下での生産・部品計画の立案を自動化するAI(人工知能)システム。AI技術と数理最適化技術を使い、製造現場の制約条件を数理モデル化し、属人化が進む計画立案業務の自動化を図る。立案後に突発的な変更が発生すれば、影響を受ける前後の工程も含めて生産計画を再度、最適化を図るという。

 立案した計画内容はガントチャートで表示する。計画の根拠として制約・判断の理由を提示することで、関係者の納得感と合意形成を促すとしている。

 MarkDoor自身による実証実験では、計画立案や再計算時間を70~80%削減できたとする。突発的な予定変更に対しては、納期遵守と現場負荷低減を両立できたとしている。段取りの最適化により工場全体の生産効率向上にもつながったという。

 MarkDoorによれば、製造業における生産計画の立案は、納期や設備能力、段取り、人員配置、材料調達などの制約条件を同時に考慮する必要があり、熟練者の経験や勘に依存する場面が多く属人化が進行している。突発的な変更が発生しても迅速な再計画が難しく、現場負荷の増大や納期遅延につながる。属人的な業務運用からの脱却が急務になっている。