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独SAP、IoTプラットフォーム「Leonardo」の機械学習機能を拡張

DIGITAL X 編集部
2017年12月8日

独SAPは、同社のIoTプラットフォーム「Leonardo」における機械学習基盤を拡張した。機械学習の専門家でなくても利用できる機能や、専門家のニーズに応える機能などをそろえた。2017年11月14日に発表した。

 独SAPの機械学習基盤は、「SAP Leonardo Machine Learning Foundation」。機械学習の経験が、ほとんどない担当者でも簡単な操作で利用できる機能として次の2つを追加した。

 1つは、事前の準備なしで利用できるOCR(光学文字認識)や多次元時系列予測などの機能。多次元時系列予測を使えば、製品の最適な価格を予測できるという。もう1つは、機械学習の学習モデルを追加学習できるようにしたこと。利用企業が持つ独自データで追加学習することで、製品やスペアパーツなど、その企業独自の物体を判別できるようになる。

 一方で、データサイエンスチームを抱える企業向けには、Googleの機械学習ライブラリ「TensorFlow」を使って作製したモデルをLeonardoで実行できるようにしている。