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業務用コミュニケーションロボット「Kibiro for Biz」に接客機能を追加、FRONTEOコミュニケーションズ

DIGITAL X 編集部
2017年12月20日

業務用コミュニケーションロボット「Kibiro for Biz」を提供するFRONTEOコミュニケーションズは、同ロボットに接客機能を追加した。来店客を認識して声をかけるなどが可能になる。2017年11月30日に発表した。

 Kibiro for Bizは、一般消費者向けに提供するコミュニケーションロボット「Kibiro」を企業向けに拡張したもの(図1)。タブレットを使ったプレゼンテーションや、アンケート収集などの機能を持つ。2017年9月下旬から提供を始めている。ただ、これまでのKibiro for Bizは、顧客の操作に対し反応する仕組みだった。

図1:Kibiro for Biz。全高は28.5cm。500ml入りのペットボトルよりも少し大きいくらいのサイズだ

 今回、Kibiro for Bizを店舗に設置し自律的に接客することを想定し、3つの機能を追加した(図2)。

図2:新機能により、来店客に声をかけたり(左)、人物の属性を識別(右)できるようにした

 1つは、内蔵カメラで来客を認識したときに「いらっしゃいませ」などの声をかける機能である。

 2つ目は、Kibiro for Bizの前に立っている人物を内蔵カメラで捉え、その画像を分析し、年齢や性別などの属性を識別する機能。識別結果に応じて、タブレットに表示する商品説明などの画像を変更する。

 3つ目は、Kibiro for Biz内蔵のカメラが映す映像を遠隔地から確認する機能。遠隔操作で入力した文章を発話させることもできる。