• News
  • サービス

コミュニケーションロボット「Sota」用アプリを開発するためのAPI、NTT東日本が提供を開始

DIGITAL X 編集部
2018年1月15日

NTT東日本は同社が提供するコミュニケーションロボット「Sota」を動作させるアプリケーションを開発するためのAPIの提供を開始した。音声認識や音声合成、カメラ撮影などの機能を使いながらSotaを動作させることが可能になる。2017年12月21日に発表した。

 NTT東日本のコミュニケーションロボ「Sota」は、クラウドサービス「ロボコネクト」の機能を利用して動作している。提供するAPIは、このロボコネクトの機能を利用するためのもの。音声認識、音声合成、カメラ撮影などの機能を使って、小売業における商品PRや売場案内、金融業での窓口業務の補助、観光業の地域観光案内といった仕組みがSotaで実現できる(図1)。

図1:APIから利用できる機能と、NTT東日本が想定する用途

 APIの提供に合わせ、クラウド絵のアクセス回数の上限を引き上げるオプションサービス「対話回数追加オプション」も用意した。独自のアプリケーションを開発すれば、音声認識や音声合成のための各サーバーへのアクセス回数が増加するとみられるからだ。

 これまで、ロボコネクトの音声認識や音声合成の各サーバーへのアクセス回数は1日当たり1000回、1月当たり1万回に制限していた。オプションを利用すれば、1日当たり2000回、1月当たり2万回まで利用できるようになる。オプションの利用料金は初期費用が1000円、月額2000円(税別)である。