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仏Bouygues Construction、建設プロジェクトの情報管理に向けアクセンチュアと仏ダッソーと提携
2018年1月16日
フランスの建設大手Bouygues Constructionが、AccentureとCADベンダーの仏Dassault Systèmesと提携した。建設プロジェクトにおける設計から保守までの情報の一元管理と、業務手法の標準化が狙い。2017年12月11日に発表している。
フランスのBouygues Constructionは、建設分野における3次元データであるBIM(Building Information Modeling)の活用に数年前から取り組んできた。BIMにコストや仕上げ方法などの属性データを追加してデータベース化し、設計や施工、維持管理に役立てたり、業務効率を高めたりする手法を導入している。
今回、アクセンチュアとダッソーと提携したことで、これまでの取り組みを発展させ、協業型の建設プロジェクトを管理するための環境の開発を目指す。具体的には、建設プロジェクトの初期段階である設計から、完成後の保守までのすべての情報を統合管理するシステムを構築し、社内外の関係者が最新情報を交換できるようにする。そのうえで業務手法を全社で統一す、より適切な仕組みに再構築する。
Bouygues Constructionの会長兼CEOであるPhilippe Bonnave氏は「当社の従業員だけでなく、部材の供給事業者にも新たに開発するシステムを提供する。関係者全体でプロジェクトのデータを活用することで業務効率が大きく向上し、顧客の期待に応えられるだろう」と話す。