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独シーメンスのIoT基盤「MindSphere」、AWS上で動作する最新版の国内受注を開始
2018年2月13日
独シーメンスの日本法人は、IoT基盤「MindSphere」の最新版の国内での受注を正式に開始した。アマゾンのクラウドサービス「AWS(Amazon Web Service)」上で利用できるようになり、AWSの各種サービスとも連携できる。2018年2月8日に発表した。
MindSphereの最新版となる「バージョン3」は、クラウドサービスのAWS(Amazon Web Services)の仮想マシン上で利用できるのが特徴。AWS上で動作することで、MindSphereが収集したデータをAWSが持つ各種サービスで分析するといった連携が可能になる。
従来バージョンは、独シーメンスが運営するデータセンターで動作しており、シーメンスが提供するPaaS(Platform as a Service)としての利用しかできなかった。
バージョン3の投入に合わせ、MindSphereで動作するプログラムなどを販売する「MindSphere Store」の運営も始めた。利用企業やソフトウェアベンダーが開発したアプリケーションなどを紹介し、MindSphere Store上で決済する。
これらの仕組みによりシーメンスは、世界規模でパートナー企業を増やし、協力関係を強めたい考え。今回対応したAWSともパートナー関係を構築したとしている。