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非上場企業の信用リスク情報を提供するサイト、米格付け大手Moody'sの子会社が開設
2018年4月3日
オープンイノベーションの流れを受け非上場企業企業へのM&A(企業の統合・合併)が増えている。そんな非上場企業の信用リスク情報を提供するWebサイトを米格付け大手Moody'sの子会社が開設した。2018年3月28日に発表した。
非上場企業の信用リスク情報を提供するWebサイトは「Data Alliance Portal」。Moody'sの子会社で、各種のデータ分析を担当しているMoody's Analyticsが開設した。メンバー企業になれば、非上場企業の信用リスクに関係するデータを取得できるので、投資先の評価や資金貸出戦略の決定に役立てられるとしている。
Moody's Analyticsは、世界の90以上の主要金融機関の協力を得て、さまざまな資産に関するデータを保有している。商工業、商業用不動産、プロジェクトファイナンス、インフラファイナンス、アセットファイナンスなどである。これらのデータの中に、非上場企業の財務諸表や、融資、デフォルト指標などが含まれている。
Data Alliance Portalでは、そうしたデータを匿名化し、メンバー企業向けの分析ツールとして提供する。