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携帯端末のアップデート時に使用状況を取得するシステム、蘭Gemaltoが発売

DIGITAL X 編集部
2018年8月13日

携帯端末のソフトウェアをアップデートする際に、端末の使用状況を取得するシステムを蘭Gemaltoが販売している。使用状況を知ることが新製品の開発に役立つとする。2018年7月24日に発表した。

 Gemaltoが販売する「Sentinel Up」は、携帯端末のソフトウェアを遠隔から自動アップデートするためのシステム。今回、アップデート時に、端末の詳細なハードウェア情報や、自社製品の使用状況、どのような顧客がソフトウェアアップデートを欲しているのかといった情報を収集できるようにした。これらの情報は新製品の企画開発に役立つとしている。

 アップデートにおいては、必要な手続きを簡素化し、人的ミスの発生要因を減らす。結果、顧客がアップデートで失敗する確率を減らし、サポートのための人員やコストを削減できるという。アップデートが成功すれば、アプリ内通知でアップデートに伴う変更点を顧客に知らせることで、顧客の理解度と満足度が高まるとしている。