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レストランの予約状況から勤務シフトを最適化、GLCとリディッシュの両アプリの連携で可能に

DIGITAL X 編集部
2018年9月28日

レストランの予約状況から必要なスタッフ数を予測し、その結果に基づくシフト調整を、勤務シフト調整サービスを提供するジーエルシー(GLC)が可能にした。レストラン予約用のスマホアプリを提供するリディッシュとの提携で実現した。2018年9月13日に発表した。

 ジーエルシー(GLC)が提供する「Smart kintAI」は、飲食店などの勤務シフトをAI(人工知能)を使って調整するサービス。出勤依頼をスタッフに送信し必要な人員を確保する機能を持つ(図1)。

図1:Smart kintAIは勤務シフトをAIが作成し、欠員が発生した場合は自動的にほかの従業員に出勤依頼を出す

 今回、レストラン予約用スマートフォンアプリ「redish」を開発・提供するリディッシュと提携し、それぞれのアプリケーションを連携させた。これにより、予約状況をSmart kintAIのAIで分析し、必要な人員数の確保できるように勤務シフトを組めるようにした。

 予約状況に基づくため、開店後にスタッフ数が足りなくなったり、逆に多すぎたりすることが防げる。人員の過不足による労働負荷の偏りや余計な人件費の発生を抑えられるとする。Smart kintAI単体でも、管理者が人手で勤務シフトを組む場合に比べる作業時間は1カ月当たり15~20時間削減できるとしている。

 今後は、Smart kintAIにタイムカードを利用した勤怠管理や、給与計算システムとの連携といった機能を追加する予定である。