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工場設備の試運転を自動化するソフトウェア、シュナイダーエレクトリックが販売

DIGITAL X 編集部
2018年10月2日

工場の各種設備の試運転を自動化するソフトウェアをシュナイダーエレクトリックシステムスが2018年9月13日に発表し、同日から販売している。手作業に比べて必要な時間を75%以上短縮できるという。

 シュナイダーエレクトリックが販売する「EcoStruxure Field Device Expert」は、同社の分散型産業用機器制御システム「EcoStruxure Foxboro DCS(Distributed Control System)」の追加用ソフトウェア。工場や各種プラントにある設備の試運転を自動化する機能「インテリジェント コミッショニング ウィザード(Intelligent Commissioning Wizard)」を提供する。

 工場や各種プラントにある設備の試運転は一般に作業員が手作業で実施している。しかし、多くの作業員を確保し、長い時間をかける必要があった。手作業では、操作ミスが原因でエラーが発生することもある。

 EcoStruxure Field Device Expertは、試運転に必要な作業を正確に自動化する。人間の手作業で50分かかっていた試運転を15分まで短縮した例があるとしている。本稼働開始後も各種機器の監視を続け、機器の電源を一時的に切っても、短時間で再起動させる機能もある。

 対象設備は、「HART(Highway Addressable Remote Transducer)」ネットワークにつながっていれば自動的に検出し、試運転のための設定をする。

 HARTでつながっている機器を交換した場合、その後の設定などの準備を自動化する「Device Replacement Wizard」機能も用意する。個別の機器の交換、複数の機器の一括交換のいずれにも専門知識なしで対応できるという。以前とは異なるメーカーの機器に入れ替えても、自動的に設定できるとしている。