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アジャイル開発に顧客とともに取り組むための拠点、アイレットが東京・虎ノ門に開設

DIGITAL X 編集部
2019年1月15日

クラウド基盤構築やアプリケーション開発を手掛けるアイレットが、アジャイル開発のための拠点を東京・虎ノ門に2019年1月15日に開設した。開発手法「Scrum(スクラム)」に沿って、顧客とともに開発に取り組む。2019年1月9日に発表した。

 アイレットが2019年1月15日、東京・虎ノ門に開設したのは「虎ノ門スクラムオフィス」。アジャイル開発の手法である「Scrum(スクラム)」に最適化したフロアを設け、スクラム開発を実践しているチームが常駐する。環境変化に柔軟な対応が必要な案件や、実証実験から始めたい案件などを対象に、顧客とともにプログラムを開発する。

 虎ノ門スクラムオフィスでは、顧客を含めたプロジェクトチームが開発に集中できるように3つの「スクラム開発部屋」を設けた(図1)。壁面をホワイトボードにし、机を移動可能にすることで、プロジェクトの性質に併せてレイアウトを変更する。

図1:虎ノ門スクラムオフィスの「スクラム開発部屋」

 同フロアには、リフレッシュのためのラウンジや喫煙スペースも設け、チーム内外が常にコミュニケーションがとれるように環境を整えたとしている(図2)。

図2:虎ノ門スクラムオフィスのラウンジ

 Scrum開発は、ラグビーで選手同士が肩を組んで押し合う「スクラム」同様にチームワークを重視するソフトウェアの開発手法。実装・テスト・レビューを1~2週間程度のサイクルで繰り返す。顧客を含めたチームで企画から話し合い、目標達成のために全員が協力して開発を進める。