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「乗換案内」の複数交通機関の経路検索機能をMaaSに取り組む法人向けに、ジョルダンが提供
2020年3月13日
個人向け乗換検索サービス「乗換案内」が持つ経路検索機能をジョルダンは、
MaaS(Mobility as a Service)事業などに取り組む企業などを対象に2020年3月から正式にリリースする。自動車や公共交通など複数の交通機関を対象にした経路検索を各社のサービスに組み込めるようになる。2020年3月5日に発表した。
「乗換案内」などを運営するジョルダンが2020年3月から正式サービスとして開始したのは、交通機関の検索サービスを提供する「JRD-COMPASS」。鉄道などにタクシーやレンタカー、シェアサイクル、徒歩などを組み合わせた経路の検索や、モバイルチケットなどの提供といったサービスを組み合わせた“移動”に関する新サービスの実現を可能にする。検索は、日本語と13の外国語に対応する。
JRD-COMPASSは、同社が個人向けに提供してきた「乗換案内」の実績とノウハウに基づいたもの。交通事業者などが提供するサービスやMaaSの実証実験などで得たノウハウも融合したとする。
MaaS事業を立ち上げたい企業は、交通事業者などが保有するデータやアセットと連携しながら、各種サービスを組み合わせたMaaSが実現できるとしている。
今後は、地図と連携したWebサービスや経費精算システムとの連携なども可能にする予定だ。