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60万人超の食生活を分析できるサービス、ライフログテクノロジーが提供
2020年8月19日
食生活の実態を比較・分析できるサービスをライフログ事業のライフログテクノロジーが開始する。同社の健康管理アプリで収集した60万人超の食事データが対象になる。2020年8月18日からモニター企業を募集している。同日に発表した。
ライフログテクノロジーの「食事データ分析ツール」は、食生活の実態を比較・分析するためのサービス。同社の健康管理アプリ「カロミル」を通じて記録している60万人超の食事データを統計分析できる(図1)。同社は、食生活の形成につながる商品や企画、研究や取り組みなどが生まれることを期待する。
食事データ分析ツールでは、統計処理したデータから、年代、性別、体型といった属性別の食事データや、料理名・商品名・外食メニュー名の別の食事データを検索できる。料理名は、カロミルに登録されている約10万点の市販品や外食メニューから調べられる。ある料理が食べられている時間帯や頻度、都道府県別の食事データなども抽出できるという。
食生活のトレンド調査などでは従来、POS(販売時点情報管理)データが主な対象データだった。ただ、POSデータは販売店の売り上げ状況や人気商品を調べるには向いているが、属性別などで詳細な食生活を調査することは難しいという。
サービスの本格開始にあたりライフログテクノロジーは、モニター企業を期間限定で募集している。2週間のモニター期間中は利用料金を無料にする。期間終了後に継続する場合は有料版を利用する。モニターからのフィードバックをもとに、年内にサービスを拡充する計画である。