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法人番号や法人名から法人住所を検索できるAPI、オープンコレクターが提供開始
2021年9月30日
500万件以上の法人住所を法人番号や法人名で検索できるAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)のサービスを、金融向けシステムなどを開発するオープンコレクターが2021年9月21日に開始した。法人向けサービスにおける住所入力フォームの開発が容易になるとする。同日に発表した。
金融向けシステムなどを開発するオープンコレクターの「ケンオール法人番号API」は、国税庁法人番号公表サイトが公開しているオープンデータ「法人基本3情報データ」(法人番号データ)をAPIで提供するサービス(図1)。法人番号データでは提供されていない非JIS漢字での検索や、法人種別込みでの完全一致検索に対応する。
クロスオリジンリソース共有(CORS)に対応し、ケンオール法人番号APIの利用者は、自社で提供するサービスのクライアントから直接APIにアクセスできる。法人番号や法人名による法人住所の自動補完機能などの開発が容易になるとする。
具体的には、法人向けの製品/サービスの問い合わせページや、資料請求ページ、請求書発行システムにおける宛先入力ページ、CRM(顧客関係管理)システムでの法人情報入力ページ、個人向けの金融サービスなどにおける勤務先情報入力ページなどでの法人住所の入力補完である。