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売上高1000億円以上の企業におけるSaaS導入率は52.8%、BizteXが調査
2022年7月11日
「年間の売上高が1000億円以上の企業におけるSaaS(Software as a Service)の導入率は2021年度に52.8%」--。こんな調査結果をシステム連携サービスなどを手掛けるBizteXが2022年3月23日に発表している。2020年度の36.3%から12.5ポイント増え、増加率は145%だった。
システム連携サービスなどを手掛けるBizteXが発表した『エンタープライズにおけるSaaS導入状況調査レポート2021年度』は、年間売上高1000億円以上の企業1937社を対象にしたSaaS(Software as a Service)の利用状況の調査結果。国内で展開されている約800のSaaSを対象に、サイトに掲載している導入事例や導入実績を示す企業ロゴ、およびSaaS事業者のプレスリリースなどをRPA(ロボティックプロセスオーメーション)ツールなどを使って調べ、導入状況を類推した。
同調査によれば、年間売上高1000億円以上の企業におけるSaaSの導入割合は、2020年度の36.3%から2021年度は52.8%に増加した。増加率は145%である。
最も多く導入されているSaaSのカテゴリで、契約や押印に関連するサービスだった。それにBIツール、組織診断/エンゲージメントが続く。個別SaaSでは、名刺管理ツールの「SANSAN」(2020年度は2位)の導入が最も多く、それに、BIツールの「Dr.Sum」(同1位)、問い合わせ管理ツール「WEBCAS」(2020年度はランク外)が続いている。