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建設や製造などの現場の点群データや3Dモデルの作成サービス、デバイスワークスが開始
建設や製造などの現場の点群データや3D(3次元)モデルを作成するサービスを、構造物の3D化などを手掛けるデバイスワークスが開始した。LiDARによる点群データの計測や、写真などから軽量の3Dモデルを作成したりする。2026年1月5日に発表した。
構造物の3D(3次元)化やデジタルツインの構築などを手掛けるデバイスワークスが開始したのは、建設やインフラ、製造などの現場の点群データや3D(3次元)モデルを作成するサービス(図1)。現場状況の、より正確で直感的な把握が可能になるという。デジタルツイン構築の基データにもなる。
提供するサービスは(1)SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術による3D点群データの作成と(2)写真や動画から写真品質の3Dモデルの作成の2つ。点群データ作成では、ハンディ型/バックパック型のLiDAR「XGRIDS L2Pro」(中国XGRIDS製)を使ってデバイスワークスが測量するほか、企業自身が測量できるように測量機器の販売や初期設定、操作教育、実地支援などにも対応する。
3Dモデルの作成では、複数枚の写真や動画3Dモデルを作成する技術「3D Gaussian Splatting」を使い、現場の状況を写真品質で再現する。軽量化が可能なためWebブラウザーやモバイル端末上での確認が容易になるとしている。3Dモデル上で距離や面積を計測することもできる。
これらのデータは、リアルタイムなデータやBIM(Building Information Modeling)/CIM(Construction Information Modeling)データをリンクさせたデジタルツインの構築に利用できる。用途としては、設計と現況の整合性確認や設備変更時の干渉チェックや遠隔教育、ロボットやAGV(無人搬送車)の走行シミュレーション、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の遠隔指示などを挙げる(図2)。
デバイスワークスによれば、点群データは高精度ながらデータ容量が大きく、現場のリアルな情報を関係者間で共有するのが難しい。

