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コンタクトセンターの応対品質をHDI国際標準に沿って評価するサービス、CAC identityが開始
コンタクトセンターの応対品質を国際標準に沿って評価するサービスを、感情分析などを手掛けるCAC identityが開始した。応対品質評価サービスのオプションとして提供する。そのために国際標準に基づく評価設計・運用ノウハウを持つパーソルビジネスプロセスデザインと業務提携した。2026年2月6日に発表した。
CAC identityの「mimity」は、同社の音声感情解析AI(人工知能)「Empath」を使って、コンタクトセンターにおける応対時の音響的な特徴を数値化し、顧客が感じる印象として可視化するサービス。このほど、応対品質をカスタマーサポートの国際標準である「HDI(Help Desk Institute)」に沿って評価するサービスをオプションに追加した(図1)。顧客視点で応対品質を評価し、モニタリング業務の効率化と品質改善の両立を支援するという。
評価は(1)サービス体制、(2)コミュニケーション、(3)対応スキル、(4)プロセス/対応処理手順、(5)困難な対応などの項目について、それぞれ4段階で提示する(表1)。HDIを日本で推進するHDI-Japanのクオリティ格付けにおける3つ星獲得を意識しているという。
| 評価項目 | 主な評価対象 |
|---|---|
| サービス体制 | 前向きな支援や礼儀正しさ、全体的な印象 |
| コミュニケーション | 関係構築、心情理解と共感、質問の確認や言い換え |
| 対応スキル | 傾聴と簡潔な話し方、顧客に合わせた対応、プロらしい対応 |
| プロセス/対応処理手順 | 対応手順の適切さ、ニーズ把握と認識合わせ、問題への対応 |
| 困難な対応 | 要望に添えない場合や苦言の対応、オペレーターの信頼感 |
評価の根拠や改善アドバイスも提示する(図2)。スーパーバイザーや品質管理担当者はフィードバックや育成に活用できる。
HDI国際標準に沿った評価のためのAIモデルを開発するために、HDI国際標準に基づく評価設計・運用ノウハウを持つパーソルビジネスプロセスデザインと業務提携契約を2026年1月に結んだ。両者の技術と知見・ノウハウを組み合わせた。
CAC identityによれば、コンタクトセンターでは会話内容をテキスト化し自動評価に注目してきたが、テキスト情報だけでは、声のトーンや印象など音声特有の情報を適切に評価できず、完全な自動化が困難だった。応対品質の評価には、顧客が「どう感じたか」という視点が不可欠になる。
CAC identityはmimityを2026年中に30社以上、2028年末までに100社以上への導入を目標にする。

