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工場設備の異常を監視カメラ映像から検知し対応策を提示するサービス、アジアクエストが開始

DIGITAL X 編集部
2026年2月17日

工場設備の異常をカメラ画像から検知し対応策を提示するサービスを、AI(人工知能)技術などを手掛けるアジアクエストが開始した。過去事例や運用ルールを学習するAIエージェントを組み合わせることで、対応の要否や優先順位を判断する。設備停止や労働災害などを未然に防止できるとする。2026年2月12日に発表した。

 アジアクエストの「AQ-AIエージェント Facility-Ops」は、工場設備や作業環境の異変を検知し、その緊急度などに応じて通知するとともに対応策を提示するサービス(図1)。監視カメラ映像から検知した異常をAIエージェントが状況を把握し、担当者に通知したり対応策を提示したりする。現場への物品などの放置や、保護具の未装着などを早期に検知し、復旧・改善までの時間短縮を支援する。

図1:「AQ-AIエージェント Facility-Ops」は、監視カメラ映像から異常を検知し、AIエージェントが状況を判断し対応策を提示する

 AQ-AIエージェント Facility-Opsではまず、監視カメラの映像を機械学習モデルで分析し、物品などの放置や欠品、保護具の未着用といった設備停止や事故などにつながる兆候を検知する。

 検知した事象を、AIエージェントが過去の事例や運用ルールに沿って分析し、対応の要否や優先順位を決定する。深刻度・緊急度が低ければ担当者への通知にとどめ、高ければ対応策を含め早期の対応を促す。AIエージェントが判断することで、属人化を解消し、保全品質の平準化につなげられるとする。

 AIエージェントの判断結果はダッシュボードで集約・管理する。現場の映像も合わせて確認でき、現場の状況やタスクを一覧できるとしている。

 ユースケースとしては、職場環境の定点監視と是正指示、危険エリアへの侵入検知、保護具未着用者への注意喚起などを挙げている。