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生成A技術の導入に向けた実データによるPoCの支援サービス、コベルコシステムが開始
生成AI(人工知能)技術の導入に向けて実データを使ったPoC(Proof of Concept:概念実証)の支援サービスをコベルコシステムが2026年2月25日に正式に開始した。これまでは一部顧客への提供にとどまっていた。各種システムとの連携を含め、実データを使っての導入時の効果や課題を2、3カ月で検証できるとしている。同日に発表した。
コベルコシステムの「生成AI PoC支援サービス」は、生成AI(人工知能)技術の導入に向けたPoC(Proof of Concept:概念実証)の実施を支援するサービス(図1)。テーマ設定から環境準備、検証、報告までに対応し、生成AI技術が業務に与える効果や導入時の課題は2、3カ月でまとめられるとしている。
生成AI PoC支援サービスでは対象のPoCを、実際の業務課題や業務データを用いたものを想定している。まず課題やアイデアを整理し、PoCのテーマを設定。次に、検証環境をクラウド上に構築する。既存のERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)やPLM(Product Lifecycle Management:製品ライフサイクル管理)IoT(Internet of Things:モノのインターネット)などとの連携も図る。
検証には、生成AIやRAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)といった技術の専門家が伴走し、アジャイル方式で進めるという。
コベルコシステムはこれまで、RAG技術を使ったPoCを支援し、調査工数の削減や、自然文検索、トラブル分析などに寄与してきたという。今後は、RAG領域での支援を強化するほか、エージェンティックAIやマルチモーダルAIなどの領域へも支援対象を広げるという。
同社によれば、生成AI技術への期待が高まる一方で、適用の判断や効果への不安、リソース不足、セキュリティや環境面の懸念などが課題になっている。
