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AIツールで調査コストを削減するレガシー刷新サービス、DX支援のスパイスファクトリーが開始
レガシーシステムのモダナイゼーションにおいて、独自のAI(人工知能)解析ツールを使うことで調査コストを削減するサービスを、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援のスパイスファクトリーが2026年3月25日に開始した。最大80%削減できるとする。ソースコードや既存資産からレガシーシステムの全体像を可視化し、AI技術の利用に適した基盤への移行を支援するという。同日に発表した。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを支援するスパイスファクトリーの「AIモダナイゼーション支援サービス」は、レガシーシステムのモダナイゼーションを支援するサービス(図1)。事前調査から分析、戦略策定、実装までをカバーする。独自のAI(人工知能)解析ツールを使うことで、従来数カ月を要していた調査・分析期間を短縮し、そのためのコストを最大80%削減できるとしている。
AIモダナイゼーション支援サービスでは、モダナイゼーションを(1)事前調査、(2)分析、(3)戦略策定、(4)再構築・実装の4つのステップで進める。ステップ2〜4に対応するサービスとして(1)AIモダナイゼーションサービス、(2)サービスデザイン支援、(3)AI駆動デザイン・開発の3つのサービスを用意する。
事前調査では、ソースコード収集や既存ドキュメントを整理しながら、課題をヒアリングする。
分析では、独自のAI解析ツールを使い、システムの構造や依存関係、セキュリティリスク、技術的負債を可視化する(図2)。改修か再構築かを選択するための根拠になる客観的なエビデンスを提供するという。併せて、UX(User Experience:顧客体験)の知見から利用者の業務フローや操作上の課題なども分析する。
分析結果に基づき、あるべき姿の定義や実行プランの設計などを支援する。システムを再構築する際には、今後、AI技術や新しい技術を取り込めるような環境にするとしている。
なおスパイスファクトリーは2026年3月17日に、企業のAI活用定着を支援するサービス「Spice AIイネーブルメント」を発表し、AI活用を定着するための人材育成や組織体制の見直し、基盤整備などの支援事業も始めている。
スパイスファクトリーによれば、レガシーシステムの課題が顕在化する中で、ソースコードや既存資産からのシステムの全体像の可視化や、客観的なエビデンスに基づいて判断できる手法が求められている。

