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製造業や物流業でのロボット導入支援サービス、パナソニック コネクトグループが開始

上田 羽純(DIGITAL X 編集部)
2026年8月13日

製造業や物流業におけるロボット導入を支援するサービスをパナソニック コネクトグループが2026年7月28日に開始した。ロボット導入に向けた企画から仕様定義、設計までを対象にする。現場の作業内容などからロボットによる自動化の難易度や投資対効果を可視化しながら検討を進める。同日に発表した。

 パナソニック コネクトグループの「Robo Sync Planner(ロボシンク プランナー)」は、製造業や物流業がロボットを導入するための支援サービス。同社が提供するロボットの制御・運用基盤である「Robo Sync(ロボシンク)」の導入を対象に、企画から仕様定義、設計までの上流工程をカバーする(図1)。

図1:「Robo Sync Planner」はロボット導入に向けた準備・設計フェーズを対象にした支援サービス

 Robo Sync Plannerではまず、自動化したい作業や条件、業務の情報などを入力すると、自動化の難易度や必要な技術要素を可視化する。そのうえで性能・生産性・コストの3つの観点から導入効果を評価し、自動化の可否と投資対効果を定量的に判定する。現場の担当者や経営層が導入の可能性を早期に把握でき、自動化する工程の優先順位付けや意思決定を効率的に進められるとする。

 必要事項の入力は、AI(人工知能)技術で補助する。現場映像や作業手順書から診断に必要な情報を生成する。生成内容の根拠も提示し、確認や修正を容易にしているという。

 診断や作業分析、不足しているデータの補完、問題点への対策の提案などを支援するためのAIエージェントも用意する。現在はベータ版だが、専門知識の少ない担当者でも導入検討を進めやすくなり、提案品質の向上とノウハウの属人化抑制につながるとしている。

 パナソニック コネクトグループによれば、製造業や物流業を中心に自動化/省力化のニーズが高まっているが、ロボット導入の初期段階では自動化する工程の選定や仕様策定が進みにくく、検討が長期化しやすい。

 Robo Sync Plannerの利用料金は月額8000円(税別)。AI技術関連機能は2026年11月末まではキャンペーンで追加費用なしで利用できるが、2026年12月以降はチケット制での提供に移行する予定である。