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韓国の食料品メーカーBinggrae、新製品の開発期間短縮に向け製品データを統合へ

DIGITAL X 編集部
2018年1月17日

韓国の食料品メーカーBinggrae(ピングレ)は新製品の開発や既存製品の改良にかかる時間を短縮するために、製品の企画・開発から製造、販売までのデータを統合管理する。そのためのシステムを納入する独Siemensが2018年1月9日に発表した。

 韓国のBinggrae(ピングレ)は、乳製品や冷菓、菓子類を製造する大手企業。消費者の味覚と好みが短期間で変化していくに追従できるよう、新製品の開発や既存製品の改良にかける期間の短縮を図っている。

 そのために、製品の企画から製造、販売までの過程に関わるデータを統合管理し、関係者が最新情報を参照できる体制を作る。材料の調合や、製品のパッケージデザインの改良など種々の業務の生産性向上を狙う。加えて製品開発業務を改善し、新製品が市場で成功する確率が高まることを期待する。

 今回導入するのは独SiemensのPLM(Product Life cycle Management)システムである「Teamcenter」。Teamcenterの導入により、研究開発とマーケティングを統合するデータ管理システムを構築できると考えている。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名韓国Binggrae(ピングレ)
業種製造
地域韓国・京畿道南楊州市
課題食料品の開発期間短縮
解決の仕組み食料品の企画開発から製造、販売までの過程に関係するデータを統合管理する
推進母体/体制韓国ピングレ、独Siemens
活用しているデータ企画、開発、生産など、自社製品に関連するデータ
採用している製品/サービス/技術PLMシステム「Teamcenter」(独Siemens製)