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Toyota Motor Europe、Webでの宣伝材料を顧客に合わせて自動で振り分け

DIGITAL X 編集部
2018年1月18日

トヨタ自動車のヨーロッパ法人であるToyota Motor Europeは、Webで顧客に提供する宣伝材料を自動作成する仕組みを導入する。顧客の好みに合わせて宣伝材料を作り分け、自社製品をより強くアピールする。システムを納入する仏Dassault Systèmesが2018年1月8日に発表した。

 Toyota Motor Europeは、Webで提供する宣伝材料を顧客の好みに合わせて作り変えることで、製品の魅力をより強くアピールしたいと考えていた。そのためには宣伝材料の制作プロセスの効率を高める必要があると認識していた。

 そこで、車両の設計データを基に、顧客の好みに合わせて宣伝材料を自動的に作り分けるシステムの導入を決めた。同社が選んだのは仏Dassault Systèmesの「3DEXCITE」。パンフレットやビデオコンテンツ、WebコンフィギュレータなどのWebで提供する宣伝材料を自動的に作成する。

 Toyota Motor EuropeとDassault Systèmesは今後、顧客へのアピール力が高いサービスを提供するためのシステムの開発を検討していく。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名ベルギーToyota Motor Europe
業種製造
地域ベルギー・ブリュッセル
課題Webで提供する宣伝材料を消費者の好みに応じて柔軟に作り分けることが難しい
解決の仕組み車両の設計データを参考に、宣伝材料を自動的に作成するシステムの導入
推進母体/体制ベルギーToyota Motor Europe、仏Dassault Systèmes
活用しているデータ車両の設計データなど
採用している製品/サービス/技術「3DEXCITE」(Dassault Systèmes製)