• UseCase
  • 教育

福島県新地町、個々の生徒に応じた指導や主体的に参加する授業の実現に向け教育用システムを連携

DIGITAL X 編集部
2018年2月16日

福島県相馬郡新地町は、個々の生徒に合わせた指導や、生徒が主体的に参加する授業の実現に向け、従来は連携していなかった各種教育用システムの連携を目指す。システムを提供するNTTコミュニケーションズとコードタクトが2018年2月8日に発表した。

 相馬郡新地町の試みでは、生徒の出欠状況や成績などを管理する「校務系システム」と、教職員や児童生徒が授業や自己学習に利用する「授業・学習系システム」を連携させ、そこから得られるデータを生徒指導に利用する(図1)。

図1:これまで連携することがなかった「校務系システム」と「授業・学習系システム」を連携させて得られるデータを生徒指導に活用する

 具体的には、個々の生徒の出欠状況や友人関係、学習履歴や成績などを示す「生徒個人データ」を作成し、個々の生徒に合わせた指導や評価を可能にする。

 また、生徒の学習到達状況を表を使って評価する手法「ルーブリック評価」のデータや、指導計画や授業記録を統合した「教科指導データ」を作成する。これらのデータを基に、生徒が主体的に参加し、生徒が教員だけでなく他の生徒と対話しながら学習する授業を実現する。

 今回の取り組みは、文部科学省の「次世代学校支援モデル構築事業」、総務省の「スマートスクール・プラットフォーム実証事業」の一環として実施する。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名福島県相馬郡新地町
業種教育
地域福島県相馬郡新地町
課題生徒1人ひとりの進捗状況などに合わせた授業の実施や、生徒が主体的に参加する形の授業の実施が難しい
解決の仕組み出欠状況や友人関係、学習履歴や成績などを管理する「校務系システム」と、教室、家庭などで授業や自己学習に利用する「授業・学習系システム」を連携し、生徒の状況に応じた授業を実施する
推進母体/体制福島県相馬郡新地町、NTTコミュニケーションズ、スズキ教育ソフト、ラインズ、コードタクト、イーキューブ
活用しているデータ生徒の出欠状況や友人関係を示すデータ、生徒の学習履歴や成績を示すデータなど
採用している製品/サービス/技術教育クラウド基盤「まなびポケット」(NTTコミュニケーションズ製)、校務支援システム「スズキ校務」(スズキ教育ソフト製)、個別学習支援システム「eライブラリ for まなびポケット」(ラインズ製)、授業支援システム「スクールタクト」(コードタクト製)、授業記録システム「BANSHOT」(イーキューブ製)
稼働時期2018年2月から