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清掃機大手の独ケルヒャー、開発・製造にかかる期間とコストの削減に向け業務データを統合管理

DIGITAL X 編集部
2018年3月9日

家庭用高圧洗浄機などを製造・販売する独Alfred Kärcher(ケルヒャー)は、開発・製造に関するデータを統合管理する。製品の開発・製造にかかる期間とコストを削減するのが狙い。データ統合管理のクラウドサービスを提供する仏Dassault Systèmesの日本法人が2018年3月2日に発表した。

 独Alfred Kärcher(ケルヒャー)は、市場の要求にいち早く応えるために、製品の開発から製造にかかる期間を短縮すると同時に、開発・製造コストの削減を進める。そのために、開発・製造に関するデータを統合管理することで、関係者全員がいつでも最新データを確認できるようにする。

 そのために、開発・製造に関するデータを統合管理するクラウドサービスを導入する。注文処理やアフターサービスにおいて発生するデータも併せて管理する。さらには、設計データを使ってシステム上で仮想的な試作品を作り、設計から製造、アフターサービス、パッケージデザインなどの業務で利用する計画である。

 設計データなどの統合管理に利用するクラウドサービスとしては、仏Dassault Systèmesが提供する「Single Source for Speed」を採用した。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名独Alfred Kärcher(ケルヒャー)
業種製造
地域ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州・ヴィンネンデン
課題製品の開発と製造にかかる期間とコストの削減
解決の仕組み製品開発と製造に関わるデータを統合管理し、関係者がいつでも最新のデータを確認できるようにする
推進母体/体制独Alfred Kärcher、仏Dassault Systèmes
活用しているデータ製品開発と製造に関わるデータなど
採用している製品/サービス/技術開発製造業務管理サービス「Single Source for Speed」(Dassault Systèmes製)
稼働時期不明