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鉄道貨物輸送の米Genesee & Wyoming、車両や線路などの設備資産をクラウドで管理

DIGITAL X 編集部
2018年7月25日

米国の鉄道貨物輸送業者であるGenesee & Wyomingは、自社が保有する鉄道車両や鉄道線路などの設備資産をクラウドサービスで統合管理する。クラウド型の資産管理サービスを提供する米Inforの日本法人が2018年6月29日に発表した。

 米Genesee & Wyomingは、鉄道貨物輸送サービスを提供する世界的な業界大手の1社。米国、カナダ、オーストラリア、イギリス、ヨーロッパ各国などのさまざまな地域で貨物輸送のための路線を保有し、輸送便を運行している。

 今回、各設備に最適な時期に綿密な保全計画を立てるための体制作りを目的に、設備資産をクラウドサービスで統合管理することを決めた。加えて、利用可能な車両を携帯端末から、いつでも確認できる機能を導入し、注文に応じた最適な輸送サービスを最低のコストで提供する計画を立てられるようにする。

 設備資産は、米Inforが提供するクラウドサービス「Infor EAM」で管理する。輸送・物流業界固有の機能を持つ点を評価した。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名米Genesee & Wyoming
業種物流
地域米コネチカット州デリエン
課題設備の保全計画を最適な時期に実施し、利用可能な車両をいつでも把握できるようにしたい
解決の仕組み車両や線路などの設備資産をクラウドサービスで統合管理する
推進母体/体制米Genesee & Wyoming、米Infor
活用しているデータ設備の稼働状況などのデータ
採用している製品/サービス/技術設備資産管理サービス「Infor EAM」(米Infor製)
稼働時期不明