• UseCase
  • 製造

トルコの航空機メーカーTAI、次世代ジェット戦闘機の開発に向け設計からビジネス分析までのデータを統合管理

DIGITAL X 編集部
2018年8月3日
図1:トルコのTAI(Turkish Aerospace Industries)が開発を進める第5世代ジェット戦闘機の「TF-X」

トルコの交通基メーカーであるTAI(Turkish Aerospace Industries)は、次世代ジェット戦闘機「TF-X」の開発に向けて、関連データのすべてを統合的に管理することを決めた。システムを提供する仏Dassault Systèmesが2018年7月5日に発表した。

 トルコのTAI(Turkish Aerospace Industries)は現在、第5世代になるジェット戦闘機「TF-X」の開発を進めている。日本の航空自衛隊も導入した「F-35」(米Lockheed Martin製)と同等の最新鋭機になる予定である。

 TF-Xの本格的な開発・設計が始まるに当たり、TAIは、TF-Xに関係するデータを統合管理することを決めた。コンピューターを使った設計データから、コンピューターシミュレーションの結果、実際の製造方法、ビジネス展開など、関連する全データを統合管理する。

 統合管理したデータは、TAIで開発プロジェクトに参加する従業員だけでなく、外部の協力企業にも参照可能にすることで、より適切な連携を図る。データ統合基盤には、仏Dassault Systèmesの「3DEXPERIENCE」を採用した。なおTF-X開発に携わるTAIの従業員だけで2000人超になる。

 TAIは、TF-Xの開発だけでなく、その後も見据えてデータの統合管理を決めたという。TAIの社長兼CEOであるTemel Kotil氏は、システム導入により「航空機の設計から開発、製造までを網羅する幅広い機能を手に入れ、意思決定が各プロセスにもたらす結果を検証しながら、大規模プロジェクトを完了へと導けることを実証できる」と強調している。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名トルコTAI(Turkish Aerospace Industries)
業種製造
地域トルコ・アンカラ県アンカラ市
課題最新鋭戦闘機の開発に当たり、関係者全員が開発の最新状況を把握できる体制を作りたい
解決の仕組み機体の開発からビジネス展開までの全データを統合管理する
推進母体/体制TAI、仏Dassault Systèmes
活用しているデータ戦闘機の設計データ、シミュレーションデータなど
採用している製品/サービス/技術製造業向けシステム基盤「3DEXPERIENCE」(仏Dassault Systèmes製)
稼働時期不明