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天井ファンメーカーの米Hunter Fan、新製品投入期間の短縮に向けアイデアから販売実績までを統合管理
2018年8月9日
天井に設置するシーリングファンメーカーである米Hunter Fanは、新製品の市場への投入期間を短縮するために、製品のアイデアから販売までの全データを統合管理することを決めた。システムを提供する米PTCの日本法人が2018年7月23日に発表した。
米Hunter Fanは、世界最古のシーリングファンメーカー。100年以上の歴史を持ち、現在は大量の製品群を開発・販売している。
同社はこれまで、製品の設計にCAD(コンピューターによる設計)ソフトウェアを使用し、CADデータから各種の技術資料を統合管理してきた。だが、設計部品表(BOM:Bill of Materials)の作成以降は、手作業が発生することもあり、設計精度や市場投入期間に影響を及ぼしていた。
そこで今回、アイデア段階のデータから、設計データ、テストデータ、販売データまでを一括で管理することを決めた。特定の顧客や特定の市場に向けた製品の企画なども可能になるとしている。加えて、パッケージのデザインデータや、取扱説明書、製品情報などのデータも製品ごとにまとめて管理する。
統合管理のプラットフォームとしては、米PTCのPLM(製品データ管理}ソフトウェアの「PTC FlexPLM」を導入する。
企業/組織名 | 米Hunter Fan |
業種 | 製造 |
地域 | 米テネシー州メンフィス市 |
課題 | シーリングファン製品を市場ニーズに合わせていち早く投入したい |
解決の仕組み | デザインから設計、販売までのすべてのデータを統合的に管理する |
推進母体/体制 | Hunter Fan、米PTC |
活用しているデータ | 新商品のデザイン案、設計データ、テストデータなど |
採用している製品/サービス/技術 | 製品ライフサイクル管理ソフトウェア「PTC FlexPLM」(米PTC製) |
稼働時期 | 不明 |