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三菱UFJ銀行、Dow Jones発の経済ニュースが市場に与える影響をAIで予測へ
2018年8月14日
三菱UFJ銀行は、毎日発信される経済ニュースが市場や取引先に、どのような影響を及ぼすのかをAI(人工知能)で予測するための実証実験を始める。AIサービスを提供するxenodata lab.(ゼノデータ・ラボ)が2018年7月27日に発表した。
今回の実証実験ではまず、三菱UFJ銀行の法人取引部門が、xenodata lab.の予測サービス「xenoBrain」を使って、日々の経済ニュースが市場などに与える影響を予測する。同業務には従来、人が時間をかけて考えていた。xenoBrainを利用することで、特にニュースのなどの分析に要する時間の削減を期待する。
実証実験に先立ちxenoBrainは、米Dow Jonesと業務提携を結んだ。これにより、Dow Jonesが過去10年以上にわたって世界で配信してきたニュース記事を自然言語処理技術で解析し、最新ニュースと過去のニュースが関連する経済事象を発見し、企業の利益への影響を析する。分析結果はxenoBrainとして、実三菱UFJ銀行以外にも提供する。
xenodata lab.は、三菱UFJ銀行が開催するアクセラレータプログラムのした第1期の優勝企業。三菱UFJ銀行が出資もしている。両社は今後、連携をより深め、新たな活動も展開する予定である。
企業/組織名 | 三菱UFJ銀行 |
業種 | 金融・保険 |
地域 | 東京都千代田区 |
課題 | 毎日のニュースが金融市場にどのように影響するのかを分析するのに時間がかかっていた |
解決の仕組み | DowJonesが過去10年以上にわたって世界で配信してきたニュース記事を基に、日々のニュースが企業の利益にどう影響するかを予測するAIを導入 |
推進母体/体制 | 三菱UFJ銀行、米Dow Jones、xenodata lab. |
活用しているデータ | |
採用している製品/サービス/技術 | 企業の業績予測情報提供サービス「xenoBrain」(xenodata lab.製) |
稼働時期 | 2018年7月 |