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あいおいニッセイ同和損保、車両損害対応のコールセンターにチャットボット導入し24時間365日対応へ

DIGITAL X 編集部
2019年9月4日

あいおいニッセイ同和損害保険は、自動車保険における車両損害に対応するコンタクトセンターにチャットサービスを導入し、有人/無人による24時間365日の事故対応を2019年7月16日から開始している。同日に発表した。

 あいおいニッセイ同和損保がチャットサービスを導入したのは、車両損害に関する問い合わせを集中的に扱う「車両集中第一サービスセンター」。有人によるチャットサービスと、チャットボットによる自動対応サービスを採り入れた。

 2019年8月からは、大規模自然災害発生時にもチャットサービスを利用し、保険金の請求書類をデータで受け付けられるようにもした。

 導入したチャットサービスは、富士通が提供する「FUJITSU Business Application CHORDSHIP powered by Zinrai」。チャットを希望する顧客のスマートフォンに専用URLをショートメッセージで送信し、顧客がそのURLにアクセスすることでチャットが始められる(図1)。

図1:「CHORDSHIP」によるチャットサービス開始までの流れ

 顧客の都合の良いタイミングで担当者とチャットできるほか、営業時間外はチャットボットが自動で対応する。

 今後は、チャットサービスの利用状況に応じて、有人チャットサービスの拡大を検討するとしている。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名あいおいニッセイ同和損害保険
業種金融・保険
地域東京都渋谷区(本社)
課題事故発生時の受付を24時間365日可能にし事故対応における顧客の利便性を高めたい
解決の仕組み有人チャットサービスおよびチャットボットを導入する
推進母体/体制あいおいニッセイ同和損害保険、富士通
活用しているデータ顧客情報など
採用している製品/サービス/技術「FUJITSU Business Application CHORDSHIP powered by Zinrai」(富士通製)
稼働時期2019年7月16日