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三菱自動車、事業会社が軽EVの運用計画を策定するためのデータ分析を実証実験

DIGITAL X 編集部
2023年1月11日

三菱自動車工業は、事業会社が軽EV(電気自動車)を運用する際の計画を、走行データや事業所の使用電力量などから策定する実証実験を2022年9月15日から2023年1月31日まで実施する。DeNA、リコージャパンと共同で実施するもので、EVの効率的な運行と電力のピークカットにつなげる。2022年9月15日に発表した。

 三菱自動車工業が、DeNAとリコージャパンとで実施するのは、事業会社が軽EV(電気自動車)を商用車として使用する際の運用計画策定の実証実験(図1)。軽EVは商用車として経済性が高いものの、バッテリー容量が小さく、企業の運用ニーズに応じるには効率的な充電タイミングなど運用計画を策定する必要があるためだ。

図1:三菱自動車工業がDeNA、リコージャパンとで実施するEV(電気自動車)の運用計画策定に向けた実証実験の概要

 実験は、埼玉県さいたま市のリコージャパン埼玉支社で、2022年9月15日から2023年1月31日まで実施する。同支社に3台の商用向け軽EV「ミニキャブ・ミーブ」(三菱自動車製)を配置(図2)。DeNAが車両データを、リコージャパンは運行データと事業所の電力データを、それぞれ収集し、DeNAが分析する。

図2:実証実験で使用する商用向け軽EV「ミニキャブ・ミーブ」(三菱自動車製)

 運行データから分析するのは、(1)ガソリン代と電気代の比較、(2)EVの稼働日数と走行距離の分析、(3)平均走行距離、(4)充電時間と電力需要カーブへの影響想定、(5)スマート充電の想定効果、(6)ピークシフトの想定効果について。これから適正なEV台数や、スマート充電やピークシフトなどを織り込んだ運用計画を策定できるようにする。

 三菱自動車らは今後、実証実験で得た軽EVの効率的な運用計画と最適なエネルギーマネジメントの結果を元に「EV導入サービスパッケージ」を開発したい考えだ。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名三菱自動車工業
業種製造
地域埼玉県さいたま市(リコージャパン埼玉支社)
課題軽EVは商用車として経済性が高いもののバッテリー容量が小さいため充電タイミングなどを含めた運用計画を策定する必要がある
解決の仕組みEVの運行データや充電データなどと事業所の使用電力データからEVの運用状況を分析し、適切な台数や運用計画を策定する
推進母体/体制三菱自動車工業、DeNA、リコージャパン
活用しているデータ軽EVの運行データ、事業所の使用電力データ
採用している製品/サービス/技術軽EV「ミニキャブ・ミーブ」(三菱自動車製)
稼働時期2022年9月15日~2023年1月31日(実証実験の期間)