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KDDIの家庭向けIoTサービス、複数のパートナー企業が「with HOME」として販売
2018年1月31日
KDDIが提供する家庭向けIoT(Internet of Things:モノのインターネット)サービスである「au HOME」。これを複数のパートナー企業が「with HOME」の名称で1月30日から販売している。アキュラホームやビッグローブなど12社が提供する。2018年1月26日に発表した。
パートナー企業が販売する「au HOME」は、住宅内に設置する電力消費量センサーや扉開閉センサー、ネットワークカメラの情報を、外出先からスマートフォンで確認するためのサービス。住宅内に置く赤外線学習リモコンを使えば、エアコンやテレビなどをスマートフォンで操作できる。
住宅内に設置する機器と、その情報を取得するサーバー、さらにスマートフォンアプリはKDDIが提供する(図1)。パートナー企業は、スマートフォンアプリに企業ロゴを表示させるなどカスタマイズして提供できるほか、米Googleのスマートスピーカー「Google Home」に対応した独自サービスを提供可能である。
提供モデルには「卸モデル」と「販売代理モデル」の2種類がある。卸モデルでは、with HOMEをパートナー企業独自のサービスとして提供する。機器もKDDIがパートナー企業に提供し、パートナー企業が顧客に発送する。インターネット上のサービスはKDDIが運用するが、顧客にはパートナー企業のサービスとしてが提供する。料金設定や徴収はパートナー企業が担当する。
販売代理モデルでは、パートナー企業がKDDIのサービスとして販売する。パートナー企業は顧客の注文を受け付け、KDDIが機器の発送やサービス提供、各種サポートを担当する。料金設定と徴収はKDDIが受け持つ。