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スマートミラーで来店客の属性を把握するシステム、ジーエルシーが発売

DIGITAL X 編集部
2018年3月2日

スマートミラーに映った来店客の姿から属性を把握するシステムが登場した。画像認識技術で解析し属性を判定する。コールセンター向けシステムなど

を手がけるジーエルシーが2018年2月26日に発表した。

 提供を始めたのは「来店者データ解析プラットフォーム」。店内に設置したスマートミラーに映る来店客を画像認識技術で解析して、属性を特定する。スマートミラーもジーエルシーが開発した(図1)。

図1:店内に設置したスマートミラーの例

 スマートミラーは、ディスプレイを内蔵した鏡で、表面に商品情報などを表示できる。商品情報に興味を持って視線を移した来店客の姿をとらえられる。その画像を画像解析技術でリアルタイムで解析し、商品に興味を持つ来店客の年齢などの属性を特定する。

 スマートミラーで取得できるデータは、スマートミラーに注目していた時間、年齢、性別、表情の分類、着衣の色、注目している点、通り過ぎた人数の7種類。これらの情報から、より効果が高い店舗の運営策を打てるとしている。