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スマートホームを実現するためのIoTサービス、Live Smartが2018年3月中にも開始

DIGITAL X 編集部
2018年3月7日

スマートフォンを使っての鍵の開け閉めや家電のコントロールなどを実現するためのスマートホーム用IoT(Internet of Things:モノのインターネット)サービスが2018年3月中にも始まる。同分野に特化したベンチャー企業のLive Smartが手がけるサービスで、予約受付を2018年2月28日から開始している。

 Live Smartが2018年3月中旬から下旬にも開始するサービスは、社名と同じ「LiveSmart」。同社が開発したIoT(Internet of Things:モノのインターネット)ゲートウェイの「LS Hub」を介して、スマートロックや温湿度センサー、遠隔カメラ、赤外線リモコンに対応した家電などをネットワーク経由で操作できるようにする。

 LS Hubが、5種類の無線通信に対応することで、より多種多様な家電製品などの操作を可能にした(図1)。具体的には、無線LAN、Bluetooth Low Energy(BLE)、Zwave、ZigBee、赤外線通信で、これらを使ってLS Hubと通信できれば制御対象にできる。

図1:「LS Hub」は5種類の無線通信方式に対応し、カメラやセンサー、スマートロックなどを制御する

 LS Hubを経由しての家電類の操作には、スマートフォン用の専用アプリケーションを用意するほか、スマートスピーカーの「Amazon Echo」や「Google Home
の音声認識機能にも対応する。音声認識機能を使えば、起床時に「おはよう」と発声してテレビやエアコンなどの電源を入れるといったことができる。ほかに、LINEやFacebook messengerからのテキスト入力でも操作できる。

 サービス開始に伴い、LS Hubにセンサーなどを組み合わせた「スターターパック」を提供する(図2)。押しボタン式のスイッチと、電球、ドアセンサー、および温湿度などを測れるマルチセンサーが同梱される。スターターパックの価格は、1年間の基本使用料を含めて3万6000円(税別)。2年目からは月額基本料500円(同)で利用できる。

図2:「スターターパック」には「LS Hub」のほかに押しボタン式スイッチや、電球、ドアセンサー、マルチセンサーが同梱される