- News
- 流通・小売り
月額440円からの家具の定額利用サービス、家具ベンチャーのKAMARQが提供開始
2018年3月28日
家具の使用料金を月々支払い、飽きたら追加費用なしで交換できるサブスクリプション(購読)型サービスが登場した。シンガポールに本社を置く家具ベンチャーのKAMARQ HOLDINGSが2018年3月20日に発表し、同日からβ版として提供している。
日本人が創業しシンガポールに本社を置くKAMARQ HOLDINGSは、家具を製造するベンチャー企業。スピーカーを内蔵した「SOUND TABLE」や特殊センサーを内蔵する扉「Memory Door」などを開発する。
2018年3月20日に「ベータ版」として開始したのが、家具のサブスクリプションサービス。椅子やテーブル、ラックなど11種類の家具から希望のものを選んで利用する(図1)。最低利用期間が6カ月の「Middle6」コースと12カ月の「Basic12」コースがある。いずれも初期費用は不要で月額の利用料のみを支払えば良い。月額料金は、Basic12の場合440円から、Middle6では1100円からになる。
最低利用期間を過ぎれば、家具を交換できる。古びてきた、飽きてきたといった場合でも新品に交換できる。利用終了時には商品回収手数料3200円がかかる。また最低利用期間の前に解約する場合は、中途解約手数料が発生する。たとえば、Basic12で月額利用料金が440円の家具の場合、中途解約手数料は5300円になる。