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「SORACOM Air」で収集したデータをクラウドで分析するサービス、日本テラデータが提供

DIGITAL X 編集部
2018年7月30日

IoT(Internet of Things:モノのインターネット)データの収集・分析に対し、ソラコムの無線通信サービス「SORACOM Air」で集めたデータをクラウド上で分析するサービスを日本テラデータが提供している。分析手法なども提案する。2018年7月4日に発表した。

 日本テラデータが提供するのは「IoT Starter Kit for SORACOM」。ソラコムのIoT(Internet of Things:モノのインターネット)向け無線通信サービス「SORACOM Air」を使って収集したデータをAWS(Amazon Web Services)上に構築した「Teradata Analytics Platform」に蓄積し分析する(図1)。

図1:SORACOM Airを利用してセンサーデータをクラウドに集め、テラデータの分析基盤で分析する

 データ分析は、日本テラデータのコンサルタントが担当し、最適な分析手法を提案する。日本テラデータのPoC(Proof of Concept:概念実証)サービス「RACE(Rapid Analytics Consulting Engagement)」を利用すれば、データ分析の評価を最短6週間で完了できるという。

 日本テラデータは、IoTによりデータを収集しても「センサーの異常値を監視するなど活用方法が限定的」とみている。IoT Starter Kit for SORACOMを使えば、予知保全やヒト・モノの導線可視化といったビジネス価値につなげられるという。

 IoT Starter Kit for SORACOMの利用料金は350万円(税別)から。