• News
  • 共通

デジタルトランスフォーメーション(DX)のリーダーは誰だ?『Impress DX Awards 2018』の応募を受付中

DIGITAL X 編集部
2018年9月25日
図1:「Impress DX Awards」専用サイトの画面例

デジタルトランスフォーメーション(DX)の先駆的な取り組みや、その実現を支えるIoT/AIなどの製品/サービスを表彰する『Impress DX Awards』。前回に引き続き、第2回の公募が始まっている。エントリーサイトからの応募を2018年10月10日まで受け付け、12月にも発表する。

 『Impress DX Awards』は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の先駆的な取り組みや、その実現を支えるIoT/AIなどの製品/サービスを表彰する制度。少子高齢化に起因する労働人口の減少や医療費の高騰など、日本の企業や社会が解決しなければならない課題の解決に向けたデジタル変革への先駆的な取り組みを表彰することで、そのうねりを拡大し、日本、ひいては世界の継続的な成長の一助になるのが狙いだ。

 第2回を実施するに当たり、専用のエントリーサイトにおいて、2018年10月10日まで、公募案件を受け付けている。

 2018年3月に発表した第1回の『Impress DX Awards』では、(1)プロジェクト部門、(2)アプリケーション/サービス部門、(3)IoTプラットフォーム部門、(4)ネットワーク部門、(5)エッジコンピューティング/デバイス部門の5部門それぞれにグランプリと準グランプリを選定。その中から、総合グランプリと総合準グランプリを選んだ。

 第1回の総合グランプリ受賞企業は、デンソー。一大変革期を迎えている自動車業界にあって、シリコンバレー流のソフトウェア開発体制を導入し、ソフトウェアシフトと同時に、企業文化の改革を図っている点などが高く評価された(前回の受賞企業の紹介記事)。

写真1:第1回「Impress DX Awards」で総合グランプリはデンソーが受賞した。写真は表彰式でコメントするデンソーの成迫 剛志 氏

 第2回の選考対象は、表彰時期を毎年年末に変更することから、公募案件と、2017年10月1日~2018年9月末にインプレスの各媒体が掲載した各社の取り組みや製品/サービスになる。

 デンソーほか、総合準グランプリに選ばれたSOMPOホールディングスやコマツ/ランドログなど、受賞企業各社は、その後も、DXへの取り組みを強化し、業界の垣根を越えた新たなビジネスモデル創出やオープンイノベーション(共創)に取り組んでいる。

 一方で、大手企業などにおいては、DXの取り組みは事業規模からみれば、まだ緒に就いたばかり。社外への情報発信はもとより社内への情報発信を進め、全社的な取り組みへと広げる必要もある。第1回の受賞企業の多くがそうした観点からも受賞を有効活用されているようだ。

 『Impress DX Awards』は、私たちの未来につながるDXにおける先駆者の知見を広く知らしめ共有することで、DXへの取り組みを加速していく。従来の枠組みにとらわれないアイデアや取り組み、製品/サービスを持ち、DXを実践している方は是非、ご応募いただきたい。

 Awardsの詳細については、専用サイトをご確認ください。