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クックパッドとパナソニック、家庭における新しい料理体験を共同開発へ

DIGITAL X 編集部
2018年12月7日

クックパッドとパナソニックが、食や料理の領域において戦略的パートナーシップを結び、家庭での新しい料理体験を共同で開発する。2018年12月6日に発表した。

パナソニックの住環境の統合管理基盤「HomeX」とクックパッドのキッチン家電向け「OiCy」のロゴ

 クックパッドとパナソニックによる共同開発の基盤になるのは、クックパッドのキッチン家電向け「OiCy」と、パナソニックの住環境の統合管理基盤「HomeX」。両者の連携を図り、家庭における食事や調理での新しい顧客体験を共同で開発する。

 OiCyは、レシピサイト「クックパッド」に投稿されたレシピを、調理機器などが読み取り可能なデータ形式に変換して提供するもの。レシピの内容に合わせて機器を自動制御できるようにする。

 一方のHomeXは、家電や住宅設備に組み込まれていた仕組みをハードウェアから切り出し、オープンな基盤に統合したもの。インターネット経由で種々のサービスとの連携を可能にする。たとえば、家電や住宅設備の機能を購入後にアップデートするなどができる。

 共同開発では、HomeX対応の住宅に向けて、料理関連のサービスや機能の充実を目指す。

 クックパッドによれば、「料理はキッチンだけで完結する単純作業ではない。人は、居間で献立を考えたり家族で食卓を囲んだり、さまざまなシーンで料理に関わっている」。そこで、キッチンでの調理支援にとどまらず、多様な課題解決に取り組むことで「毎日の料理をより楽しくする」ことができるという。