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USB給電で動作する小型センサー、プラネックスが発売

DIGITAL X 編集部
2019年2月28日

USBから給電し無線LANでデータをクラウドに送信するセンサーをプラネックスコミュニケーションズが販売している。USB電源アダプターやモバイルバッテリーがあればどこでも設置できる。2019年2月15日に発表した。

 プラネックスコミュニケーションズが販売する「どこでもセンサー」は、USB給電で動作するセンサー。気温・湿度・気圧を計測する「どこでも環境センサー」と、赤外線により人や動物の動きを検知する「どこでも人感センサー」とがある(写真1)。

写真1:気温・湿度・気圧を計測する「どこでも環境センサー」(左)と、人や動物の動きを検知する「どこでも人感センサー」

 いずれも、計測値は無線LAN経由でクラウドに送信する。利用者はクラウドにアクセスすることで、センサーの設置場所の状況を確認できる。データはグラフにして表示できる(図1)。あらかじめ設定した値を超えたり下回ったりした際は、メールを送信したり連携機器を動作させたりも可能だ。

図1:計測値はグラフ表示できる。図はオフィスの状況を環境センサーと人感センサーで測定した例

 連携するのは、同社のネットワークカメラ「スマカメ」や、電源の入/切を遠隔から行える「スマソケ」など。これらとの連携により、無人施設の防犯や、節電対策、遠隔地からの見守りなどに利用できるとする。

 2019年3月にはAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)を公開する予定で、センサーで取得したデータを他システムから使えるようになる。

 どこでもセンサーの価格は、環境/人感ともにオープンである。