ドローン関連業務の統合管理用基盤ソフト、センシンロボティクスが発売

　センシンロボティクスの「SENSYN FLIGHT CORE」は、ドローンを使った業務を自動化を図るための基盤ソフトウェア。ドローンを飛行させるルートを、地図上でウェイポイント（通過点）を指定することで設定できる（図1）。各ポイントでの機体の動作を個別に設定もできる。

図1：地図上にウェイポイントを指定してルートを設定

　測量や太陽光発電施設の点検などの業務では、エリアを指定すれば同エリアを網羅的に撮影する飛行ルートを自動生成する（図2）。複数機による同時飛行や、各種メーカー製ドローンへの対応、無人航空機管制（UTM：Unmanned Aerial System Traffic Management）への接続などの拡張機能も持つ。

図2：エリアを選択すると飛行ルートを自動生成

　またドローンのフライトログデータがサーバーに自動的に保存されるため、飛行実績を画面上で確認できる。撮影データをアップロードすれば、撮影データと飛行実績をひも付けて一元管理できる（図3）。ドローン関連業務に必要な情報が集約でき、業務管理が容易になるとしている。保存した画像データは他のアプリケーションとの連携が可能だ。

図3：飛行プラン／実績や撮影データを一元管理できる画面

　今後はウェイポイント飛行やエリアスキャン以外の撮影方法にも対応していく予定である。