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ECサイトで画像による商品検索を可能にするためのPoCサービス、アリババのAI使いオープンストリームとSBクラウドが提供

DIGITAL X 編集部
2019年5月7日

小売業が運営するEC(電子両取引)サイトに対し画像による商品検索機能を搭載するためのPoC(Proof of Concept:概念検証)サービスを、オープンストリームとSBクラウドが2019年5月8日から提供する。中国アリババが開発したAI(人工知能)機能を使う。2019年4月25日に発表した。

 2019年5月8日から提供される「Quick&Accurate 画像検索 PoC サービス」は、小売業が運営するEC(電子商取引)サイトに対し、画像による商品検索機能を追加するためのPoC(Proof of Concept:概念実証)サービス。機能を追加した際の具体的な効果や技術的な実現性を検証する。

 検証するのは、画像による商品検索により、購入意欲がある顧客が商品を見つけらないがためにECサイトを離脱してしまうことを防げるかどうか。そのために、顧客が買いたいと思っている商品の画像をECサイトにアップロードすれば、同一もしくは類似した商品を表示できるようにする(図1)。購買率の向上が期待できる。

図1:ECサイトに画像による商品検索機能を中国アリババグループが開発した「Image Search」を使って実現する

 PoCに取り組む小売業者の負担を軽減するために、商品画像データの登録を容易にするツールを提供し、PoCでのデモ用Webサイトをオープンストリームが作成する。

 検証する画像検索エンジンは、SBクラウドが提供する「Image Search」。ECサイト運営会社が持つ商品画像データを事前に登録すれば、商品を識別するラベル(タグ)が画像ごとに付与され、画像による商品検索機能がECサイトに装備できる。

 Image Searchは、中国のアリババグループが開発し「Alibaba Cloud」に搭載している機能で、マシンラーニング(機械学習)とディープラーニング(深層学習)の技術を使うことで、画像検索の速度や精度を高めている。

 同機能は、中国最大級のB2C(企業対個人)のオンラインショッピングモール「天猫(Tmall)」や、C2C(個人間)のマーケットプレイス「淘宝(タオバオ)」などが導入しているという。