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スマホでの見守りや家電操作を可能にするスマートホーム用IoTサービス、ケーブルTVのJ:COMが提供

DIGITAL X 編集部
2019年6月25日

スマートホームを実現するためのIoT(Internet of Things:モノのインターネット)サービスを、ケーブルテレビなどを手がけるジュピターテレコム(J:COM)が2019年6月27日から順次開始する。外出先から宅内の見守りや家電操作が可能になる。2019年6月5日に発表した。

 ジュピターテレコム(J:COM)が2019年6月27日から順次提供する「J:COM HOME」は、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)機器を家庭に設置しスマートホームを実現するためのサービス。同社の多チャンネル放送サービスやインターネット接続サービスなどとセットで提供する。

 J:COM HOMEでは、スマートフォンを使って、子どもなどが帰宅した際の通知を受けたり、エアコンを操作したりができる(図1)。

図1:ホームIoTサービス「J:COM HOME」が提供するスマートフォン用アプリケーションの画面例

 J:COMの多チャンネル放送サービス「J:COM TV」の音声操作のほか、オプションのネットワークカメラを併用すれば、外出先からペットの状況などを確認できる(図2)。

図2:ホームIoTサービス「J:COM HOME」でできること

 J:COM HOMEは、基本パックとなる「見守りパック」と「家電パック」を中心に提供する。見守りパックは、ドアや窓の開閉確認や玄関の戸締りを外出先から確認できるようにする。スマートスピーカーの「Google Home Mini」や、無線通信アダプター、マルチセンサーを使える。

 家電パックでは、テレビの音声操作や、外出先からの家電操作が可能になる。Google Home Miniと赤外線リモコンを使える。

 オプションで、自宅の部屋の映像が見えて会話もできるネットワークカメラや、人やペットの動きや温度・照度が分かるモーションセンサーを用意する。見守りパックでは、音声で家電を操作できる赤外線リモコンを追加することも可能である。

 基本パックには、サポートサービス「おまかせサポート」を含む。J:COM HOMEの利用に必要な端末の設置・設定やID登録などのほか、J:COMのサービスを利用するうえでの困りごとに対処する。

 J:COM HOMEの月額利用料金は、1480円(税別、以下同)。J:COM TVやJ:COM NETなどの月額利用料金に加算される。指定のJ:COMサービスへの2年間の長期契約が条件で、同条件を満たさない場合の月額利用料金は1780円になる。

 オプション料金は、ネットワークカメラが1万800円、赤外線リモコンが7200円、モーションセンサーが6600円(いずれも1台につき)である。