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製造業におけるIoTデータの前処理ツールの新版、KSKアナリティクスが発売

DIGITAL X 編集部
2019年11月14日

製造業が持つIoT(Internet of Things:モノのインターネット)データをAI(人工知能)で利用できるようにする前処理ツールの新版を、データ分析などを手がけるKSKアナリティクスが2019年11月1日に提供を開始した。時系列データをモノの流れに紐付けるといった作業を容易にする。同日に発表した。

 KSKアナリティクスの「KSKP」は、製造業におけるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)データを分析するための前処理専用ツール。センサーから得られる大規模な時系列データを、機械学習によって活用できるように整理し、予知保全や歩留まり改善、生産性向上などに取り組めるようにする。

 新版の「バージョン2.0」では、IoTデータの処理を適切かつ容易にするための「IoTコマンド」を追加した。(1)製造工程とモノの流れのひも付け、(2)欠落や欠損のクレンジング、(3)異なる観測間隔のひも付けや欠損値の補完、(4)反復波形の可視化の4種類の作業を、プログラムを記述せずGUI(Graphical User Interface)による操作で実行できる(図1)。

図1:製造工程とモノの流れのひも付けイメージ

 KSKアナリティクスによれば、IoTデータの前処理には特有の課題がある(図2)。工程ごとの製造機械のセンサーデータと、生産ラインを流れるモノの流れのデータのひも付けが困難であるなどだ。

図2:製造業におけるIoTデータの前処理の流れと課題解決のアプローチ

 これら課題に対し、KSKPでは同社のノウハウに基づく解決策を組み込んでいるとしている。