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2次元データからパーツ製造までをワンストップで支援するサービス、プロトラブズがテクノブレインとの協業で

DIGITAL X 編集部
2019年11月14日

3D(次元)データをオンラインで受け付け試作品や実部品などを製造・配送するプロトラブズが、2Dデータから部品作成までをワンストップで受け付けるサービスを2019年11月12日に開始した。そのために3Dデータでの設計支援サービスを手がけるテクノブレインと協業した。同日に発表した。

 プロトラブズが2019年11月12日に開始したのは「ワンストップ設計・製造支援サービス」。3D(次元)のCAD(コンピューターによる設計)データを用意できない企業を対象に、2Dの図面やデータを受け付け、3Dデータを作成したうえで、必要とされる部品を製造し配送で届ける。

 デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業が増えるなか、製造業においては、カスタムパーツやプロトタイプをより速く、小ロットで生産できることが重要視されている。

 プロトラブズの通常のサービスでは、3Dデータをオンラインで受け取り、費用や納期の見積もりや、データが製造に適した形で設計されているかを確認したうえで、射出成形や切削加工により試作品や小ロットの部品を製造する。

 ただ同社によれば、業界やアプリケーションによってはまだ2次元図面や2D CADを主流としている企業が少なくない。ここをワンストップ設計・製造支援サービスで補うという。

 サービス提供に当たりテクノブレインと協業する。プロトラブズが受け付けた2Dデータをテクノブレインが3Dデータ化することで、利用企業が3Dデータを作成できなくても、プロトラブズの通常サービスを利用できる用にする。