ラヴェリテ、化粧品のサブスク事業のために肌状態をチェックするAIスマホアプリを提供

　ラヴェリテは、化粧品や健康食品の企画から製造、販売までを手がける企業。2018年6月に創業した。2020年1月1日から、化粧品を顧客に定額で定期的に届けるサブスクリプション型サービスを開始する。

　商品としては、美容クリーム「Numero Un（ヌメロ・アン）」や、サプリメント「Numero X（ヌメロ・イクス）」、フィエイシャルサロンでの肌ケアサービスなどの提供を計画している。

　同サービスの会員向けに、専用のスマートフォン用アプリケーションを無料提供する。スマホでの自撮り写真をAI（人工知能）で分析し、肌のキメやシミ、シワの状態をチェックし、日々の変化を記録する。

　アプリ上では、天気や紫外線量、気温・湿度の確認や、定期的に届く商品のスケジュール確認や変更などもできる。

　2020年春には、化粧品の成分図鑑の機能を搭載する計画だ。各種化粧品の成分表示をスマホで読み取れば、その効果や効能を表示するという。さらに1～2年内をめどに、AIによる肌状態に応じた美容液の推奨機能も追加する。

　推奨機能提供時には、肌状態に応じた最適な成分を含む美容液を提供するフルカスタマイズ型化粧品のサブスクリプションサービスも開始する。成分のほか、質感や香りなども顧客の好みに応じてブレンドできるとしている。