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工場IoTのためのサイバーセキュリティソフトウェアなど、ネットワンパートナーズが販売

DIGITAL X 編集部
2020年1月27日

工場におけるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)システムに特化したサイバーセキュリティのためのソフトウェアとサービスの販売を、ネットワンパートナーズが2020年1月17日に開始した。ディストリビューターとして提供し、利用企業には同社パートナー企業が提供する。同日に発表した。

 ネットワンパートナーズが販売するのは、サイバーセキュリティソフトウェアの「SCADAfence Platform」(イスラエルのSCADAfence製)と、同製品を使ったセキュリティアセスメントサービス。SCADAfence Platformは、工場内ネットワークの可視化・分析に特化した製品で、通信状況を機械学習やAI(人工知能)で分析しセキュリティ脅威を検知する。

 今回、ネットワンパートナーズはSCADAfenceとVAD(Value Added Distributor)契約を結んだ。同製品およびアセスメントサービスは、ネットワンのパートナー企業経由で販売する。加えてパートナー企業と協業し、SOC(セキュリティオペレーションセンター)が24時間365日体制による運用するマネージドサービスも投入する予定だ。

 SCADAfence Platformが提供する機能は、ネットワークにつながる機器の検出や通信情報・構成情報の可視化、セキュリティ脅威の予兆検出と潜在リスクの検出・分析、サプライチェーン企業のリスク管理など。日本の産業制御システムベンダーが提供する独自プロトコルのうち主要なプロトコルには対応し、管理画面も日本語化している。

 アセスメントサービスでは、パートナー企業に技術支援しながら、工場内の通信データの分析からリスク報告、推奨する対応策の提示などをパッケージ化して提供する。把握したリスクに対しては、ネットワークおよびセキュリティシステムの改善を提案・構築し、工場ネットワークの堅牢性向上を図る。

 近年、工場のIoT化が進むなかで多くの生産設備がネットワーク接続され始めており、サイバーセキュリティ対策の必要性が高まっている。ただ産業制御システムは独自の通信プロトコルが用いられており、一般的なIT向け製品では通信内容を十分に解析できず、工場ネットワークの環境把握や脅威検知に課題があるという。