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空気中に浮遊する菌類を可視化し改善するサービス、電力小売りの、みんな電力が開始

DIGITAL X 編集部
2020年3月26日

オフィスや店舗などの浮遊菌数を可視化し、紫外線殺菌照射装置の導入などで改善するサービスを、電力小売り事業を手がける、みんな電力が2020年3月24日に開始した。同日に発表した。

 みんな電力の「みんなエアー」は、オフィスや店舗の空気の状態を改善するサービス。空気中の浮遊菌数を調査し、それに基づいて紫外線殺菌照射装置の導入などを提案する。

 浮遊菌検査では、オフィスや店舗の空気を吸引して菌を採取し、浮遊菌数を調査する。調査対象になる菌は、ブドウ球菌、糸状様真菌、ミクロコッカスなど19 種類である。

 検査結果に基づき、紫外線殺菌照射装置による環境改善につなげる。提案する装置は、第三者研究機関の実証試験により「実空間における浮遊菌減少が89.6%」と証明されているという。

 みんな電力は、固定価格買取制度(FIT制度)によって買い取られたFIT電気や再生可能エネルギーを販売する電力小売り会社。2016 年から法人と個人に「顔の見える電力」として販売してきた。「みんなエアー」は、「顔の見えるライフスタイル」の実現に向けた事業として取り組む。

写真1:浮遊菌採取の様子(左)と採取された菌