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顧客データに特化したデータマネジメントサービス、リアライズが提供

DIGITAL X 編集部
2020年5月28日

顧客データの活用に向けたデータマネジメントサービスを、NTTグループのリアライズが開始した。データの収集や統合、品質確保などを支援する。2020年5月22日に発表した。

 データマネジメントを専業にするリアライズの「顧客データマネジメントBasic」は、顧客データに特化したデータマネジメントサービス。データ活用に不可欠なデータの収集や統合、品質確保など支援する。

 具体的には、(1)初期設計、(2)初期データ構築、(3)データ運用に向けた設計の3つのサービスを2カ月を目安に提供する。オプションで(4)運用サポートも用意する(図1)。

図1:「顧客データマネジメントBasic」が提供するサービス

 初期設計でまず、企業が保有する顧客データの状態を確認し、データ活用に向けた課題を洗い出す。それを受けてデータ統合機能「Sansan Data Hub」(Sansan製)を使って顧客データを構築する。顧客データのクレンジングやマッチングにはクラウドサービス「Data-Master」(リアライズ製)なども利用する予定である。

 初期データが構築できれば、企業自らがデータ運用に取り組めるよう運用手順を設計する。データ運用上の新たな課題やシステム更改によるデータ運用の見直しに対しては、オプションの運用サポートで対応する。データ品質を定期的に診断もする。

 顧客データマネジメントBasicの利用料金は300万円程度。ツールの利用料金が別途かかる。

 なお本サービスは、Sansanとの提携による「Sansan Plus Integration」のメニューとしても提供する予定である。同メニューにおいてはSansan Data Hubの導入コンサルティングも提供する。