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制御・運用系データと他システムのデータの統合分析を容易に、米ロックウェル・オートメーションと米PTCがソフトウェアを強化

DIGITAL X 編集部
2020年6月15日

工場など産業現場で発生する各種の制御・運用関連データを、他システムのデータと組み合わせて分析できるよう、米ロックウェル・オートメーションと米PTCが対象ソフトウェアを強化した。より総合的なデータ分析を可能にする。2020年6月11日(米国時間)に発表した。

 産業オートメーションを手掛ける米ロックウェル・オートメーションと、CAD関連ツールを開発・販売する米PTCの両社は、2018年にパートナーシップを結び、工場などでの予防保守や消費エネルギーの最適化などを図るためのソフトウェア群「FactoryTalk InnovationSuite, powered by PTC」を開発・提供してきた(図1)。

図1:「FactoryTalk InnovationSuite, powered by PTC」のカバー範囲(ロックウェル・オートメーションのWebサイトより)

 今回、同ソフトウェア群を強化し、産業現場で発生するOT(Operational Technology:制御・運用技術)関連データを、IT(Information Technology:情報技術)系システムが持つデータに統合し、両者を組み合わせたデータ分析を容易にした。

 具体的には、工場内のデバイスや制御プラットフォームから得られるデータを管理する時系列データベース「Historian」や、MES(製造実行システム)などからデータをリアルタイムに取得し、それぞれを関連付けたデータに変換する。

 新機能により、データのクレンジングやアグリゲーション、関連づけなどに要する生業を最大80%削減できるとしている。OTデータモデルを維持・拡充しながらITシステムに伝えることで、全社レベルでの、より充実した分析による洞察や予測結果を得られるという。

 統合したデータの分析には、PTCが提供するIIOT(Industrial IoT)用基盤ソフトウェア「ThingWorx」などの分析環境の利用を想定する。