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建物の入退室と屋内設備の異常をIoTセンサーで検知するサービス、センスウェイが提供へ
2020年7月16日
ビルや倉庫などの入退室と、屋内設備の異常をIoT(Internet of Things:モノのインターネット)センサーで検知し通知するサービスを、IoT通信サービスを手掛けるセンスウェイが2020年8月20日から提供する。2020年7月14日に発表した。
センスウェイの「Facility Connect(ファシリティ・コネクト)」は、ビルや倉庫などの建物への入退室や設備の異常を検知して通知するサービス(図1)。施設の巡回や設備点検などの負担を軽減し、施設管理スタッフの人手不足や高齢化問題の解消を図る。
Facility Connectに使用するセンサーは、漏水センサーと、ドアの開閉を検知する開閉センサー、人の動きと温度上昇を感知する「人感センサー」の3種類(図2)。データは、長距離低消費電力のLPWA(Low Power Wide Area)の規格の1つ「LoRaWAN」を使ってゲートウェイまで送信する。
データは、oTデータのダッシュボード作成ツール「conect+ Studio(コネクトプラススタジオ)」(コネクトプラス製)で可視化する。倉庫や電気室、会議室など複数人が出入りする場所の入退室や、設備の漏水をセンサーが検知し、異常があればアラートを通知する。
Facility Connectの使用料は、初期費用が無料で、基本料金が月額9800円、センサー1台につき月額1980円である。最低12カ月の利用契約が必要になる。